AWS Certificate Manager Private Certificate Authority は AWS Private Certificate Authority になりました
しばたです。
先日AWSより AWS Certificate Manager Private Certificate Authority is now AWS Private Certificate Authority というタイトルのアナウンスがありました。
このタイトルをはじめに見た時に私は 「ACMのPrivate CAはAWSのPrivate CAです???そりゃ当たり前だろ...」 となったのですが、内容を確認したら単純にサービス名を改名しただけでした。
もともとAWS Certificat Manager(ACM)はPublicな証明書を扱うサービスとPrivate CAを扱うサービスに分かれており、それぞれ
- Public : AWS Certificate Manager (ACM)
- Private : AWS Certificate Manager Private Certificate Authority
という名前だったのですが、まあ、分かりにくかったんだと思います。
今回Private CAの方が改名され
- Public : AWS Certificate Manager (ACM)
- Private : AWS Private Certificate Authority (AWS Private CA)
という形になりました。
名前以外に機能的な変更は無くサービスプレフィックス(acm
とacm-pca
)やAWS CLI(aws acm
とaws acm-pca
)の扱いもそのままです。
また、アナウンスによればサービス名の改名に合わせてマネジメントコンソールのUIも刷新したとのことなのですが、私はPrivate CAを全然扱ったことが無い[1]ため具体的にどういう変化があったのかはわかりませんでした...申し訳ないです。
とりあえず英語設定のトップページを確認したところ新しいフラットなデザインになっているものの、サービス名表記は旧名が中途半端に混ざってる感じでした...
アナウンスによれば
The workflow of creating CAs has been simplified to a single page wizard, the listing CAs view now supports filtering and search, and all pages have a sidebar with contextual documentation help. The console also has accessibility improvements to enhance screen reader support and additional tab key navigation for people with motor impairment.
とのことなので他のページは刷新済みなのかもしれません。
なお、ドキュメントはきっちり更新されてました。
終わりに
簡単ですが以上となります。
この改名でユーザー体験がどのくらい良くなるのかと問われると正直何ともいえませんが、よりわかりやすい呼称になるのであればそれに越したことは無いと思います。
最低月400USDかかるので気軽に試せないのです... ↩︎